山下正智
Masatoshi Yamashita デザイナー 1983年生まれ。東京都在住。 東京都立工芸高等学校卒業後、 桑沢デザイン研究所卒。 現在(株)エイムクリエイツにてインテリアデザイナーとして勤務する傍ら、個人での創作活動を通じてデザイナーと社会との関りカタを模索中。 「デザイナーのつくりかた」では デザイナーをつくる方法を色々な見方で紹介していきます。 メールを送る カテゴリ
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ご無沙汰しております。
ここ最近、ちょっと仕事も忙しかったのですが、 あるコトの立ち上げで奔走していまして・・・ それがこの、[オフレコ]です。 ワクワクをたくらむ秘密基地をコンセプトに、 クリエイティブな事をどんどんやっていく予定です。 2007年から友人知人限定でチマチマやっていましたが、 もっと広く活動するために休止して時期を待っていたんです。 第1段のワークショップも仕込み中ですよ。 公開は7月1日の予定で、現在詰め作業に入っています。 blogもそっちに移る予定です。 今まで以上にスピードアップしてお届けしますので、 公開までもうしばらくお待ちください。 #
by clip-market
| 2009-06-19 00:26
| お知らせ
D:統括の原研哉さん×松下計さんの担当する最終回。 講演の内容はペーパーショーのWEBにあがってます。 お時間ある方はぜひ。 →http://www.takeopapershow.com/index2.html さて、個人的な紙メディア観なんですが・・・ 紙=ポスター、新聞、雑誌、本、パッケージ。 っていう先入観はもっと解放されるんじゃないかと。 一つは、もっと紙は大事にされるんじゃないかなぁ・・・って事。 だって減ってるとはいえ年賀状は紙のがなんか良いでしょ? 展覧会とかのDMだって、やっぱり紙のが嬉しい。 クリックで開封するのと、実際に開封するのでは、 そこにある価値観ってちょっと違うと思うんですよ。 使われなくなっていって、どんどん淘汰されていって、 その先でなくなりかけてようやく価値に気付くような・・・ そういう部分もあると思うんです。 空間にも、もっと使われるんじゃないかと思ってます。 いわゆる障子が良い例ですね。あれの現代版。 トード・ボーンチェがスクリーンを作っていましたが、 もっと和のDNAをもった透け感をいかしたモノとか、 紙って色々できそうなんですよね。 う〜ん、他に行った人の意見も聞いてみたいなぁ。 それにしても、D:統括の竹尾賞受賞式と社長挨拶は余計でした。 正直、原研哉さん×松下計さんの1時間だけで良かったような。 でも、原さん達のが終わったら一斉にお客さん帰ってました。 あれは社長さんかわいそうだったなぁ・・・。 #
by clip-market
| 2009-04-18 23:42
| 聞きカタ
インテリアの設計を始めた時に、
最初に結構とまどったのはその作りかたでした。 ザックリと言えば、 コンクリートの箱のなかにまず鉄骨で薄い骨組みを作って、 そこに石膏の板を貼付けてドアとか部屋をつくり・・・ そこに木材とか、石とか、壁紙貼ったり、色を塗ったり。 で、床材メーカー、壁紙メーカー、 とかいわゆる既製品の仕上げ材メーカーがたくさんあって。 当然、そこは大量に造ってるから安いんです。 特注の一点モノはバカ高い。 そうなると・・・ なんていうか、プロダクト製品みたいな空間ができちゃう。 そこそどんだけ創意工夫でどうするか・・・ ってのがインテリアデザイナーの腕の見せ所で、 同時にそれがこの職業の面白さの一つなんです。 壁面全体にフローリングを貼ってるんですが、 そのフローリングがサネの部分を見せて貼ってるんです。 これには結構感心しました。なるほど、アリです。 コンクリートブロックってヤツです。 ポピュラーかつ安価な建材代表。 これも、通常は長い平らな面を出すようにして、 えぐれた部分は横にくっつけて中に配筋とかするんですが、 石材屋さんのストックではオモシロイ詰み方をしていました。 なるほど、これもアリです。 世の中にはまだまだ知らないアイデアが眠っていそうですね。 ちょっとね、こういうアイデアを先出しできるような、 そんな事を1年前くらいから構想中です。 コレ、今月中には出したいです。 #
by clip-market
| 2009-04-12 23:09
| 考えカタ
さて、そろそろNYでの話をちょっとずつ話しても良い頃かな。
なんだか9日間も行ってて、いざ帰って来て1週間過ぎると、 夢でも見ていたんじゃないかって、そう思ったりします。 今回は現地在住の友人のおかげで、 ほとんど無駄なく回れたので話す事盛りだくさんなんですが、 特に良かった場所がDia Beaconっていう校外の大型美術館。 赤レンガ倉庫のテイストがちょっとだけ近いけど、 あんなに商業が入り込んでいない無垢な感じ。 ナビスコの工場を改装したバカでかい美術倉庫。 作品も、ドナルド・ジャッドにウォーホル、 ルイーズ・ブルジョワにスミッソンに・・・ 一つ一つの作品が、柵もなく場所でしっかり体験できる構成。 結局、3時間くらい見て回ってたかもしれない。 すごい素敵な場所でした。機会があればまた行ってみたい。 でも、色々見て回ったけど、 あの空気感ってあの言語と土地と文化と歴史があって、 その上で成立するモノなんですよね。 日本であのマネをしても、きっと成立しない。 それでも、ちょっとうらやましくなる位に良い場所でしたよ。 もしもNY行く機会があれば、半日とって行ってみてください。 Dia Beacon 3 Beekman Street Beacon,NY 12508 (845)440-0100 #
by clip-market
| 2009-04-06 09:09
| 歩きカタ
NY旅行から帰って参りました。
ひさびさの出社初日。 思った以上に仕事は問題なく、 久々の仕事に戸惑いつつもなんとか仕上げて、 それなりに忙しくも定時で上がり。 ルームのみんなとおかえり呑みへ。 で、色々とNYでの話を話したんですが・・・ やっぱり、日本にいると日本しか見えない分、 自分の中の日本的な良さや客観性がなくなっていく、 そんな気がしました。 今回、NY行ってみて思ったのは、 日本には日本の良さがあるんだなぁ〜・・・って事。 これ、きちんと表現するのは難しいんだけど、 敗戦後に今までの価値観を封印して、 強き欧米への憧憬から求めた今の価値観は、 もう一歩先に進めるんだなって事です。 さらに踏み込めば、 今回のNYで根ざした宗教のチカラの強さを感じました。 文化と宗教ってすっごい密接に結びついてるんですね。 とても、良い経験をしました。 今、社会はちょっと行き詰まってしまっているけれど、 だからこそ新しい価値観が生まれてくると思います。 日本にいて感じる欧米の雰囲気とのギャップって、 真似をして埋めるべきモノじゃなくて、 まったく別のベースの上に作っている事を理解するべきなんですよね。 その上で生まれる日本デザインって、 きっと素晴らしいモノなんじゃないかなぁ・・・ 明日からNYの写真を整理して紹介しようと思います。 #
by clip-market
| 2009-04-02 06:27
| 暮しカタ
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